2010.03.16
"赤い魂"の第一歩
舞台は埼玉スタジアム2002。浦和レッドダイヤモンズは今シーズンの初勝利を"全力"で勝ち取った。
2006年にJの王者となり、2007年にはアジアの頂へとたどり着いた浦和レッドダイヤモンズ。頂点への返り咲きを目指し、満を持して臨んだ今シーズン、記念すべき初勝利は5万人を超える熱狂的なサポーターへと捧げられた。
前半19分に得たPKのチャンスを確実にものにしてリードを奪うと、そのまま最後まで集中力を切らさず、1-0の完封勝利。「全力で戦い、ホーム初戦で勝ち点3を獲得することが何より重要だった」という指揮官の言葉が、このクラブのスピリットを雄弁に物語っている。
クラブとサポーターが一丸となって手にした2010年シーズンの1勝目。彼らが文字どおり"全力"で勝ち取った勝利は、覇権奪回への第一歩となるのだろう。再び頂点へと返り咲く時まで、その"赤い魂"が鎮まることはない。
すべて、ピッチに置いてくる。
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