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2010.03.30

耐えて勝ち切る強さ

「とても魅力的な試合」。2010年シーズンのアウェー戦初勝利を、指揮官はこう表現した。

前半21分に先制点を挙げれば、その直後に同点弾を浴び、後半54分に追加点をマークすると、再び同点に追い付かれる激しいシーソーゲーム。試合終了まで残り10分のところで3度目のリードを奪い、そのまま相手の猛攻を耐えしのいだ末に手にした一勝は、確かに「魅力的」な勝利だった。

第4節を終え、そのうち3試合を敵地で戦った浦和レッドダイヤモンズの勝ち点は7。いかなる逆境にあっても耐えて勝ち切る強さは、今回の「魅力的」な勝利が雄弁に物語っている。

次節の舞台はホームの埼玉スタジアム2002。熱狂的な"赤い声援"が、彼らの勝利を後押しするはずだ。

白から赤へ。浦和レッドダイヤモンズの強さは、ここからが本物だ。

すべて、ピッチに置いてくる。

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