2010.08.10
闘う男の本領
スコアレスのまま突入した、後半ロスタイムも残りわずか。「引き分け」という言葉がスタジアムを支配し始めた中で、最後まで勝利にこだわり続ける男がいた。
引き分けを勝利に変える力。大舞台を経験した田中マルクス闘莉王には、ワンプレーで勝利をたぐりよせる力があった。
左からのクロスボールに合わせ、体ごとゴールに投げ出すようにボールを押し込んだ強引なヘディングでの決勝点。
今季の5得点中、実に3点が決勝点という勝負強さ。最後まで勝利をあきらめない闘莉王は、やはり、本物の闘う男だ。
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