2010.11.10

王者のプライド

勝ち点差11で迎えた首位との直接対決。敗れれば、「優勝」の2文字が一気に遠ざかる大一番で、王者が矜持を示す。

4連覇に望みをつなぐ決勝点は59分、エースの右足から生まれた。相手のミスからボールを奪い、ジウトンの素早いパスから、マルキーニョスが右足で強烈なミドルシュートを叩き込む。この瞬間、スタジアムは熱狂に包まれた。

試合後、マルキーニョスは「トレーニングから積極的にシュートを打つ意識をしていて、それがゴールにつながった」とコメント。日々のトレーニングが常勝軍団を支える礎であることを証明した。

長き戦いも残りわずか。首位を独走するチームを止め、王者としての威信を見せつけた鹿島アントラーズが、前人未到の4連覇に向けラストスパートをかける。

次の「史上初」を見つけにいこう。

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