2011.04.25
電光石火の先制点、李忠成が歴史を塗り替える
まさに電光石火の一撃。再開のステージで、李忠成が歴史を塗り替えた。
難敵相手の約10年ぶりの勝利。サンフレッチェ広島を歓喜へと導いたのは、キックオフからわずか28秒で李が奪ったゴールだ。
「ゴールを決めようと、この日のために練習してきた」
味方からのボールに素早く反応し、左足で奪った先制点。李はチームに大量点をもたらすきっかけとなった自身の今季初ゴールをそう振り返る。
「絶対に自分がヒーローになる」という強い信念と、スピードという絶対の武器で、李は存在感を放つ。
「自分のゴールで何かを伝えられれば」
李忠成はゴール、そして勝利を目指し続ける。