2011.04.26
長友佑都「壁を乗り越え、まだまだ上に行ける」
「この偉大なクラブで日本のジョカトーレが主役を演じることなど、誰も想像できなかったはずだ」
名門インテルで公式戦5試合連続スタメン出場。試合ごとに存在感を高め続ける長友佑都を、試合後、指揮官はそうたたえた。
持ち前の運動量で左サイドを制圧し、精確なクロスでチャンスを演出。66分には激しいマークで敵を封じ込み、相手キャプテンの一発退場を誘発するなど、勝利に貢献した長友は、この試合のマン・オブ・ザ・マッチにも選出された。
「プレッシャーはあるが、自分自身、ひとつの壁を乗り越えることができた」
長友が実証するとおり、厳しい環境に身を置き、その中で自身の課題をひとつずつクリアすることによって、選手は次のレベルへと成長することができる。
「まだまだ上にいけると感じている」
飽くなき向上心。それが長友の原動力だ。