640_nozawa.jpg

2011.05.12

揺るぎなき誇り、鹿島が無敗でアジアの16強へ

アジア最強の座を目指す闘い。グループ最後のホームゲームで、鹿島アントラーズが「決してあきらめない姿勢」で逆転勝利をつかみ取った。

前半に先制を許したものの、64分、左サイドを駆け上がった伊野波雅彦の精確なクロスをフェリペ・ガブリエルが頭で落とし、同点ゴールを演出。

そして、1-1で迎えた84分。しなやかなボールタッチで攻撃をリードする野沢拓也が試合を決める。ゴール正面やや左からのFK。野沢の右足から放たれた意表を突くグラウンダーのシュートは、壁の前に入った味方の足元を通過してゴール右隅へと突き刺さった。

試合を通じて相手GKの動きを読み取り、雨でピッチがスリッピーであることも考慮した野沢の、冷静さとセンスが光る決勝ゴールだった。

日本を勇気づけるための闘いで、厳しい状況の中、鹿島は3勝3分けと2年連続の無敗でグループ突破を決めた。

WITH HOPE WE CAN COPE

悲願のアジア制覇へ。そして、「希望と共に乗り越えよう」という力強いメッセージを届けるために、鹿島は揺るがない誇りとともに闘い続ける。

【関連するキーワード】
伊野波雅彦, 鹿島アントラーズ,

mixiチェック