2011.06.28
受け継がれる哲学と機能美が融合したバルセロナの新ユニフォーム
スペクタクルかつ攻撃的なフットボールでタイトルの山を築き、今、最も偉大なクラブとして他の追随を許さないバルセロナは、ドリームチーム以来のリーグ3連覇、そして欧州制覇を成し遂げてなお、その進化を止めることがない。
2011-2012シーズンの新ユニフォームは、1899年のクラブ創設以来の哲学とも呼べるスタイルや歴史を忠実に反映させながら、モダンな美しさを取り入れている。
ホームシャツのボディは、バルサの代名詞といえる「ブラウグラナ(エンジと青)」のストライプを大胆にアレンジ。シャツの内側には、クラブのモットーである"Més Que Un Club"(クラブ以上の存在)と "Tots Units Fem Força"(団結して我々は強くなる)の文字が刻まれている。
アウェイのユニフォームは黒がベース。これまでにない印象を与える一方で、肩部分にはカタルーニャの州旗をイメージさせるグラフィックを用い、クラブのアイデンティティーをしっかりと刻んでいる。
また、今回は初めて、ナイキ独自の革新的な再生ポリエステルをシャツとショーツの両方に採用。機能性を大幅に向上させつつ、プラスチックボトルを再利用することで、環境にも最大限に配慮している。
脈々と受け継がれる哲学と、現代的な機能美のハイブリッド。クラブの個性を具現化する新ユニフォームをまとい、バルセロナはさらに前進を続ける。
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