2011.07.08
パク・チソンの「究極のボールタッチ」を風間八宏氏が分析
大一番で試合を決定づける貴重なゴールを決め、マンチェスター・ユナイテッドの不可欠な戦力として存在感を放つパク・チソン。
"赤い悪魔"で確固たる地位を築いた要因の一つは、その繊細なボールタッチだ。
風間八宏氏はパク・チソンのボールタッチをこう分析する。
「一度ボールにタッチするということは、ボールを抑えること。つまり、いったん足が止まる。しかし、パクは動きを止めずにスムーズに次のステップへと移行している。タッチの柔らかさと同時に、身体全体の柔軟性も持っているということ」
「究極のボールタッチ」で、現代フットボールに不可欠な速さを最大限に生かす、それがパクの真骨頂だ。
「ポイントの一つに、トラップの瞬間、タッチする足が浮いていることがあげられる。足を浮かせてコントロールすることで、ボールの衝撃を受け止めている。そして、『面』ではなく『点』で触る。点でタッチすることと、空中でのクッション、その2つを使って、ボールを絶妙な位置に運んでいる」
躍動感溢れるパクのプレーは、繊細なボールタッチに支えられている。新シーズンも、「究極のボールタッチ」がパクを輝かせるはずだ。
風間氏の解説でパク・チソンのボールタッチに迫り、キミも究極を目指せ。
今後も世界トッププレーヤーの「ボールタッチ」を風間氏が分析していくので、お見逃しなく。
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