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2012.01.09

市立船橋、全国の頂点に

スタイルと伝統、そして人間教育でつかみとった全国優勝。高校が、9年ぶりに高校フットボールの頂点に立った。

3年間、冬の大舞台から遠ざかっていたが、揺るぎなきスタイルと伝統校の誇りを胸に栄光のピッチに返り咲き、5度目の優勝を勝ち取った。
 
緑のピッチによく映える、鮮やかなブルーのユニフォーム。堅牢な守備と閃きのある攻撃、相手に付け入る隙を与えず、一瞬のチャンスを逃さぬ勝負強さ。これまで数々の栄冠を獲得し、多くの名選手を生み出してきた「イチフナ」のスタイルは、トーナメントの駒を進めるごとに一段と輝きを増していった。
 
自身も選手として過去に同校で全国制覇を経験した朝岡隆蔵監督は、若き才能の育成についてこう語る。
 
「部活の監督がやらなければならないのは、プレーの指導だけでなく、人間教育だと思っています。だから、自分たちで判断できるような選手、人間に育てること。私の仕事はそれを後押ししてあげることです」
 
自発的に問題に取り組み、自己で判断すること。逆境に屈せず、壁に立ち向かうこと。選手としてだけでなく、人として大切なことを学び、身につけたとき、勝利という目標を手にすることができる。「イチフナ」の勝利が、それを証明した。

彼らの栄冠に喝采を。その努力に拍手を。

さあ、次はキミの番だ。自分を磨け、壁に立ち向かえ。次に栄冠を勝ち取るのは明日のキミだ。

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