2012.01.24
好調インテルを支える長友佑都のユーティリティー性
長友佑都が持ち前のユーティリティー性を発揮した。
ホームで行われたリーグ第19節。いつものサイドバックではなく、サイドハーフとして先発出場した長友は、圧倒的なスピードと豊富な運動量で左右にポジションを変えながらサイドを駆け上がり、インテルの攻撃を活性化させる。後半からは左サイドバックにポジションを移すも、長い距離を走り攻守に躍動した。
先制点を許したインテルは、前半終了間際に同点に追いつくと、迎えた63分には、ジャンパオロ・パッツィーニがループシュートで逆転弾をマーク。頼れるストライカーの試合を決める一撃でリーグ戦7連勝を飾り、4位に浮上した。
常に準備を怠らず、どんなポジション、どんな状況にも対応し、全力を尽くす。1試合に3つのポジションをこなした長友のユーティリティー性が、チームの土台を固め、破竹の快進撃を支えている。
覇権奪還に向けた逆襲は勢いを増すばかり。加速し続けるインテルとともに、長友はさらなる高みを目指す。
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