己の武器を信じ、その武器を磨き続けること。

理想とする選手像に近づくべく、宮市亮はロンドンの地で果敢なチャレンジに挑んでいる。

その壁の先に、輝かしい未来があることを信じて。

そのスピードで、世界を圧倒する日を思い描いて。

「この１年で、大きな進歩を遂げられたと思っています。ビッグクラブでは簡単にチームに入っていけません。早く良いプレーができるように、毎日、一生懸命トレーニングしなければなりません」

「トレーニングの中でスーパースターとともに練習できるのは素晴らしいことです。その中で認められようとトライすることが大事だと思います」

「あとは自分を信じて一生懸命やるだけです。決めるのは監督ですし、僕は自分にできる事をするだけです」

日々のトレーニングは裏切らない。自分を信じて汗を流すことが成功への"唯一の近道"であることを、宮市亮は知っている。

本人も認めるとおり、道のりは決して平坦なものではない。しかし、たゆまぬ向上心と進化への欲求を抱き、スピードという自らの武器を磨き続ける宮市は、近い将来、必ずや大舞台で輝く姿を見せてくれるはずだ。