20周年となる節目のシーズン、悲願の初優勝に向けてラストスパートに入ったサンフレッチェ広島。代名詞となっている攻撃的フットボールを武器に、リーグを席巻している。
 
しかし、このスタイルを確立させるまでは苦しい道のりがあった。2008シーズン、2度目の2部降格という屈辱を味わいながらも、自分たちのスタイルを見失うことなく、攻撃的フットボールの土台を確立させ1部に復帰。
 
そして2009シーズン、リーグ戦で4位と結果を残し、アジアへの挑戦権を獲得した。これで自分たちのスタイルに自信をつかんだ彼らは、その後も地道に攻撃的フットボールの完成度を高めていき、今季の好成績につなげている。
 
自分たちのフットボールに迷いはない。確固たる自信とサポーターの大声援を背に、想いを加速させる。