11月3日、"赤い悪魔"と"ガナーズ"がオールド・トラッフォードで激突する。
 
前節、首位を走るライバルを破り、抜群の勝負強さを誇示したマンチェスター・ユナイテッド。ここまでリーグ最多の24得点をマークする攻撃陣の軸はウェイン・ルーニーだ。この大一番で、エースは試合を決める一撃を虎視眈々と狙っている。
 
ミッドウィークのカップ戦で大量7得点を奪い、爆発的な攻撃力を披露したアーセナルは、リーグ最少の6失点と堅守も持ち味。復活したジャック・ウィルシャーが完璧なボールコントロールで試合を支配し、追跡不能の加速を見せるセオ・ウォルコットが敵地での躍動を誓う。
 
ここ10試合の対戦成績はマンUが8勝1分け1敗と圧倒的にリード。しかし、歴史に残る大逆転劇を見せたアーセナルの勢いは最高潮だ。ともに「敗北」の二文字は許されない両者。エンブレムに刻まれるクラブの伝統と誇りを懸けた、至高の一戦に注目せよ。