2010.09.28
待ちわびた瞬間
試合終了のホイッスルが高らかに鳴り響いた。
5月5日以来の、埼玉スタジアムでの勝利を告げる笛の音。選手、そして、すべてのサポーターがこの瞬間を待ちわびていた。
これまで何度も苦しめられてきた「ロスタイム」という名の魔の時間帯に先制点を奪うと、81分にはエスクデロ・セルヒオが駄目押しの2点目をマーク。
次節、浦和レッドダイヤモンズは今季2度目のダービーマッチを迎える。
試合翌日にエスクデロは右足を痛めてしまったが、彼の言う、「埼スタでは絶対に負けないという、勝ち点1じゃなく勝ち点3を取らなければいけない」という気持ちが、そして「絶対に勝ちたい」という思いが、4月以来の連勝を呼び込むはずだ。
すべて、ピッチに置いてくる。
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