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2010.11.29

「THE CHANCE」最終セレクションに挑む宮崎弘輝選手の思い

2011年1月19日~23日に、イングランドで開催される「THE CHANCE」の最終セレクション。世界40カ国から難関をくぐり抜けた100名の選手が、1年間のイングランドでのサッカー留学をかけて競い合い、最終メンバーの8名が選ばれる。日本を代表してこのセレクションに挑む4名の選手は、今、何を思うのか。法政大学第二高校3年の宮崎弘輝選手の言葉に耳を傾けてみよう。

【最終セレクションに向けての意気込み】
「以前、ドイツに行ったことがあるんですけど、向こうの選手は高さがあってフィジカルも強い。体格差とかは感じると思います。でも、テクニックや技術の部分で自分の良さを出せれば十分に通じると考えているので、しっかりと準備をして自分の持ち味を出せるようにしたいですね。世界中からサッカーのうまい選手が集まる、こんなセレクションに参加する機会はめったにないと思いますし」

「海外の選手は球際に強くて、ファールすれすれのタックルも当たり前のように仕掛けてくる。気持ちの強さは日本人がなかなか持てない部分でもあると思いますので、そこで負けないようにしたいです」

「少し大げさかもしれませんが、日本の代表として、日本人が世界で通用するところを見せたいですね。鹿島で行われた日本のセレクションでも、得点を奪えたことが評価されたと思いますし、やっぱり結果は大事だなと。イングランドでも日本のセレクションの時のようにハットトリックを決めたいですね。日本でもあまり決めたことはないですけど(笑)」

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【普段の練習で心掛けていること】
「普段の練習では、やれることをしっかりやるように心掛けています。ディフェンスとか、声を出すこととか、そういった誰にでもできることをしっかりやるようにしています。それと、学校の帰りや電車の中では『試合でこういうプレーをしたいな』といったイメージトレーニングに近いことをしていますね。夜眠る前にもプレーをイメージすることは多いです」

「ピッチ上でもコミュニケーションが取れるように英語をしっかり勉強したいと思います。セレクションに集まる選手の中には、将来プロになる選手もいると思うので、そういう選手と友達になれればなと。合格はもちろんですけど、国籍を超えた同世代の仲間ができれば、それも大きな収穫だと思いますので」

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【将来の目標】
「まずはこのセレクションで(最終合格者の)8人を目指して、しっかり準備をしたいです。高校卒業後は大学で4年間、プロを目指して頑張りたい。そして最終的には海外、イングランドやスペインでプレーできればと考えています」

「チャンスは自分からつかみにいくもの。強い気持ちを持って、最終セレクションに臨みたいと思います」

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【尚志高校サッカー部の仲村監督からのメッセージ】
「ボールを止めて蹴るといった部分のレベルはかなり高いと思います。『世界で』という意味ではまだまだ足りないところはありますが、宮崎は当たりも強いし、点を取る能力もある。プロを目指す上では、この先も点を取り続けることが重要だと思います。点を取れば注目されるので、彼には『イングランドでもゴールを奪ってこい』とアドバイスしたいですね」

「10代の選手にとって環境が与える影響はとても大きい。うち(法政大学第二高校)では、他の部活でも日本一を目指す選手がたくさんいるので、互いに刺激を受けながらモチベーションを保てているんじゃないかと思います。大切なのは目標値というか、基準をどこに置くかということ。部員には、結果を残してから素晴らしいチームになるのではなくて、いつチャンピオンになっても恥ずかしくないようなチームになろうと言っています」

「日本がやっているサッカーと世界がやっているサッカーは違うと思うし、日本人が見るうまさと世界が見るうまさは違うはず。宮崎には、そこに気づいてほしい。それと、イングランドではすごい選手を見てモチベーションを上げてきてほしいですね。彼らと同じところでプレーしたという経験を、今後の向上心の源にしていけたら最高のチャレンジになると思います」

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小学生の時、誕生日のプレゼントに「(練習用の)コーン」をリクエストしたことがあるという宮崎選手。「小さい頃からサッカーのことばかり考えている子だった。今回のイングランド行きは、彼が小さい頃から大切にしていたものがひとつ実ったということかもしれません。信じればかなう。彼にそれを教えられた気がします」とは宮崎選手の両親の言葉だが、宮崎選手自身との会話からも「サッカーがうまくなりたい」という気持ちはひしひしと伝わってきた。「チャンスは自分からつかみにいくもの」。その強い気持ちが宮崎選手を突き動かす。

「THE CHANCE」の最終セレクションまで残り2カ月を切った。NIKEFOOTBALLでは、宮崎選手とともにイングランドに渡る木下ロベルト選手、平野伊吹選手、熊田陽樹選手のインタビューに加え、最終セレクションまでの4選手の挑戦をリポートし続ける予定なので、欠かさずチェックしてほしい。もちろん、彼らのライバルとなる各国の選手についても近日情報を公開する予定だ。

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