2010.12.10
アーセナルの揺るがない自信
欧州最高峰の舞台で、アーセナルは追い込まれていた。
グループリーグでは幸先良く3連勝した後、2連敗。最終節の結果次第では敗退の可能性もあった。
迎えた最終節もPKで先制点を奪ったものの、後半に追いつかれる厳しい展開となる。
それでも、彼らは慌てなかった。73分にゴール前のこぼれ球を途中出場のセオ・ウォルコットが押し込み勝ち越しに成功すると、77分にはダメ押しとなる追加点を挙げ、3-1で勝利。見事に11年連続での決勝トーナメント進出を果たした。
苦しい状況下に置かれても、揺るがない"自信"。クラブが積み重ねてきた歴史と日々のトレーニングに裏付けられた自信が彼らに落ち着きを与え、勝利への道筋を示した。
そして、アーセン・ヴェンゲル監督は「チームはさらに進化すると私は自信を持っている」と、次のステージでの戦いを見据える。
クラブとしての継続性と勝ち続けるメンタリティーが、アーセナルをさらなる高みへと押し上げる。
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