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2011.01.05

2011年初戦でルーニーが示した決意

2011年の幕開けを告げる試合で、マンチェスター・ユナイテッドウェイン・ルーニーが躍動した。

退団騒動や度重なる故障。ルーニーにとって2010年は受難の年だった。最終的にクラブと新契約を結んだが、けがから復帰した後も本来のパフォーマンスは鳴りを潜めた。

しかし、元日の一戦で開始からわずか3分後、ルーニーは輝きを放つ。左からのパトリス・エヴラのクロスを冷静に頭で合わせ、GKをあざ笑うかのようにサイドネットへとシュートを流し込んだ。

2011年のオープニングゴールは、ルーニーが今シーズン初めて流れの中から奪った得点だった。さらに1-1で迎えた75分には、精度の高いCKで若き点取り屋ハビエル・エルナンデスの決勝ゴールをアシスト。過去の悪夢を払拭する"決意"をピッチで示したエースが、マンチェスター・ユナイテッドを勝利へと導いた。

ストライカーにとってゴールは何よりの"良薬"。彼らはゴールネットを揺らすことで自信をつかみ、ゴールを重ねることで自信を確信に変える。

再び頂点へと登り詰めるために--。ルーニーとマンチェスター・ユナイテッドは最高のスタートを切った。

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