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2011.04.07

イエニスタ、愛娘に捧げるゴール

欧州最強クラブを決める舞台で、4強入りを争う第1戦。ホームのバルセロナが、持ち前の攻撃的なフットボールでウクライナの強豪を圧倒した。

ゴールラッシュの口火を切ったのは、アンドレス・イエニスタだ。完璧なボールコントロールでGKとの一対一を冷静に決めた、開始2分での先制ゴール。

「素晴らしい夜だった。娘のためにゴール決められてうれしいよ」

クラブ、ファン、そして3日前に生まれたばかりの愛娘に捧げるゴールの喜びを、イエニスタは得点後のパフォーマンスで表現した。

さらに"中盤のマエストロ"は34分にも、前線への高精度なラストパスでチームの2点目をアシスト。相手にとって、イエニスタにフリーな時間とスペースを与えることは即、決定的なピンチを意味する。

後半もジェラール・ピケらが追加点を挙げ、5-1で快勝。だが、「まだ90分残っているから、油断はできない」とイエニスタが語るように、彼らが気を緩めることは決してない。

次のラウンドへの切符を懸けた来週の第2戦も、バルセロナ、そしてイエニスタから目を離すな。

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