2011.06.22
ホームでの勝利、鹿島の逆襲が始まる
鹿島アントラーズがホーム、カシマスタジアムに歓喜をもたらした。
常勝軍団として、カシマスタジアムで数々の勝利を収めてきた鹿島。しかし、震災の影響もあり、今季は本拠地で歓喜の瞬間を迎えることができなかった。
迎えた宿命のライバルとの一戦、鹿島は野沢拓也の蹴ったCKを岩政大樹が頭で合わせ、最後は興梠慎三が素早い反転からシュートを放ち先制点を奪う。その後は鉄壁の守備で相手を押さえ込み、後半には追加点を挙げるなど、相手に付け入る隙を与えず、カシマスタジアムで待望の勝利を収めた。
「鹿島はここで終わるチームではない」
先制点を挙げ、勝利の立役者となった興梠は鹿島の誇りを強調し、巻き返しを誓った。
「WITH HOPE WE CAN COPE」
「希望と共に乗り越えよう」という力強いメッセージとともに、鹿島の逆襲がスタートする。