2011.06.23
待ちわびた歓喜の時、浦和の逆襲が始まる
暗く、長いトンネルの出口に、ようやくたどり着いた。
4月24日以来、10試合ぶりの勝利で、今季リーグ戦2勝目。勝利に飢えた浦和レッドダイヤモンズは分厚い攻撃で相手ゴールに襲い掛かり、後半だけで一挙に3得点を奪った。
「浦和レッズというチームでサッカーをやれることに誇りをもって戦いたい」
試合前日、そう決意を口にしていたキャプテン鈴木啓太のゴールで口火を切ると、相手に付け入る隙を与えず、次々と加点。ゴールネットが揺れるたびに、選手、サポーターが一緒になって喜びを表現した。
「あのゴールは、みんなが動いて、みんなでスペースを作ったことで生まれたゴールだった」と語る鈴木の顔に、上昇のきっかけをつかんだ充実感が宿る。
『We are REDS』
どんなに苦しい状況でも、応援し続けてくれたサポーターとともに、浦和レッズの逆襲が始まる。
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