アーセナルの宮市亮がイングランドで決めた初めてのゴールは、リザーブリーグでのゴールだった。

序盤はなかなかボールに触れず、苦しい時間帯もあったが、2-1で迎えた終盤にダメ押しとなるチームの3点目をマーク。随所にスピードを生かしながら、90分間のフル出場でチームの勝利に貢献した。

世界最高峰のクラブに加わり、ライバルとの競争はこれまで以上に激化。日本で言うところのサテライトリーグで、しっかりと結果を残した宮市。

厳しいレースを勝ち抜くために、どんな心構えで、どう取り組むべきか。宮市は自分がやるべきことを理解し、日々を積み重ねている。

毎日の積み重ねの先に、日々のチャンスをものにし続ける先に、自分の思い描く未来がある。この日のリザーブリーグでのゴールが、いつか大舞台でのゴールにつながるはずだ。

自分を信じて、宮市は走り続ける。