4試合連続得点、そして、2試合連続のハットトリック。

敵地での一戦で、勝負を決めたのはまたもやウェイン・ルーニーだった。ハビエル・エルナンデスの先制点から程なく、"ルーニー劇場"が幕を開ける。

20分、クロスボールに右足を合わせて1点目を奪うと、25分にもこぼれ球を見逃さず、自身2点目をマーク。そして、極め付きは68分、グラウンダーのパスにダイレクトで右足を振り抜き、勝利を決定づけるハットトリックを達成した。

この日、2得点をマークしたエルナンデスは、ルーニーの存在をこう表現する。

「ルーニーとなら誰でもうまくプレーできる。彼は世界最高のストライカーで、何でもこなせるプレーヤーだからね」

ストライカーに託された最大の役目、それは自らのゴールでチームを勝利に導くことだ。

最高のストライカー、ウェイン・ルーニーが王者マンチェスター・ユナイテッドを力強くけん引する。