2011.10.07
長友佑都の歴史に学べ、自分を磨け
ほんの数年前のことだ。長友佑都は閑散とするスタンドで太鼓を叩いていた。大学入学後に椎間板ヘルニアを発症し、仲間たちのプレーを応援するだけの日々が続いた。
全国的にはほぼ無名の選手。大学もスポーツ推薦ではなく、学業による指定校推薦で入学した。プレーできない日々に苛立ち、サッカーから逃げ出しかけたこともある。
それから数年、長友は日本を代表するサイドバックとなり、名門インテルの一員として晴れの舞台を駆け抜けている。
誰もが「シンデレラストーリー」だと言う。しかし、長友はそれを否定する。無名だった高校時代、太鼓を叩いていた大学時代、決して順風満帆とは言えないキャリアの中で、長友はその都度目標を設定し、一つひとつクリアしてきた。一足飛びではなく、階段を一歩ずつ着実に登ってきた先に今がある。長友は自らの歩みをそう表現する。
フットボールの世界に天才はいない。輝ける偉業の裏には、必ず血のにじむような努力がある。
長友佑都がどんな道を選び、どんな努力をし、どう壁を乗り越えてきたか。
PLAYERS STORYで長友の歴史を学べ。その歴史を参考に、自分の才能を磨け。
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