2011.11.24
復活した長友佑都を駆り立てる忠誠心と向上心
欧州王者の座を目指す闘いの舞台で、長友佑都が1カ月ぶりの戦列復帰を果たした。
敵地での一戦に右サイドバックで先発出場すると、豊富なスタミナとスピード溢れる上下動で攻守に躍動。フル出場で自らの復活を印象づけ、インテルのネクストステージ進出に大きく貢献した。
今夏に右肩を負傷し、10月29日のユヴェントス戦では右ふくらはぎを負傷。度重なる負傷に泣かされながらも、決して諦めることなく這い上がってきた長友の根底にあるのは、「信頼に応えたい」というチームへの忠誠心だ。
もちろん、実戦のピッチに戻ることが目標ではない。彼の目指す場所はまだはるか先にある。
「僕らは常に向上して、もっと良くなりたい気持ちがあります」
熱きチームへの忠誠心、そして飽くなき向上心が、復活した長友佑都を駆り立てる。