2011.12.01
来日迫る、ブレない王者バルセロナの強さ
過密日程。それは、多くのタイトルを目指す強豪クラブにとって避けては通れない試練だ。
11月29日、7日間で3試合目となる一戦に臨んだバルセロナは、過密スケジュールをものともせず、美しく攻撃的なフットボールを貫いた。
29分、左サイドでパスを受けたアレクシス・サンチェスが俊敏なキックフェイントでDFをかわし、右足で絶妙なコントロールショットを決めると、41分にはゴール前のこぼれ球に抜群のスピードで反応し、この日2点目をマーク。
43分にはジェラール・ピケが柔らかなタッチのドリブルで攻め上がり、3点目の起点となると、後半にも1点を加え、王者バルセロナは相手を圧倒した。
4連覇が懸かるリーグ戦、連覇を目指す欧州の舞台での闘い、そして2年ぶりとなる世界一のクラブを目指す闘い。どんな強行日程に陥ろうとも、華麗なフットボールで、美しく勝利する"絶対王者"の哲学は変わらない。
来日の時は迫る。強く美しいバルセロナのフットボールに注目せよ。
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