2011.12.16
世界一を懸けた舞台でクラブの哲学を示したバルセロナ
世界一の名誉を手にするための闘い。
欧州王者バルセロナが日本のピッチへと降り立ち、アジア王者とのセミファイナルでその美しきフットボールを披露した。
アンドレス・イニエスタは完璧なボールコントロールで観衆を沸かせ、緑色に輝くピッチを支配。25分にはイニエスタのパスを受けたペドロ・ロドリゲスが圧倒的なスピードでDFを振り切りクロスボールを供給し、ゴール前を混乱に陥れると、こぼれ球にアドリアーノが詰めてゴールネットを揺さぶった。
美しいパスワーク、そしてゴールへの執念が生んだ熱狂。だが、これだけでは終わらない。
43分、クラブのメンタリティを受け継ぐ若きティアゴ・アルカンタラが絶妙のスルーパス。反応したアドリアーノが左足を振りぬき、再びスタジアムに歓喜をもたらした。
「皆さんに満足してもらえるような試合をしたい」
闘将カルレス・プジョルが意気込んでいた"美しく勝つ"フットボール。バルセロナは世界一へと続く舞台で、"王者の哲学"をいかんなく発揮してみせた。
4-0でアジア王者を一蹴したバルセロナ。ファイナルの舞台では天才ネイマール擁する南米王者と激突する。
世界一を争うにふさわしい相手との至極のファイナル。プライドを懸けた決戦の場所。
クラブのアイデンティティである美しく勝つフットボールで"世界王者"の称号を得るために。
バルセロナが頂点へと駆け上がる。
勝利以上の熱狂がここにある。
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