圧巻の決定力を誇るズラタン・イブラヒモヴィッチが、クリスマス休暇前のラストマッチで5試合連続となるゴールを決め、チームに勝利をもたらした。

敵地に乗り込んでの一戦。開始早々の4分に先制し、1点リードのまま迎えた後半15分、ペナルティエリア外ゴール正面でパスを受けたイブラヒモビッチは、ダイレクトの浮き球パスを右前方へと展開。リターンを巧みなトラップでさばき、相手DFを瞬時にかわすと、飛び出してきたGKをあざ笑うかのように冷静にゴールネットを揺らした。

ひらめきとテクニック、そしてシュートへ移行するまでの圧倒的なスピード。ストライカーとしてのすべてが凝縮されたイブラヒモヴィッチのこのゴールにより、チームは2-0で勝利し、暫定首位へ浮上した。

決定的な仕事をすること。それがエースの存在意義だ。

強烈なインパクトを残し続けた2011年を鮮やかなゴールで締めくくり、イブラヒモヴィッチはさらに加速していく。