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2012.02.15

ネイマールらブラジル代表が新ユニフォームで新たな闘いに挑む

2月の親善マッチに臨むブラジル代表メンバーが発表された。ロナウジーニョネイマール、ガンソら王国の誇るタレントがスイスでの決戦に挑む。

フットボール史上最も輝かしい歴史を重ねているブラジル。新ユニフォームは彼らを支える粘り強さや創造性、そしてどこまでも前向きで革新的なアプローチを意味する"Jeitinho Brasileiro" (ブラジルらしいやり方)を表現している。

Amarelinha (黄色いものの意)という愛称で呼ばれるホームユニフォームは、輝かしい歴史を印象付ける、伝統を重んじたクラシックなデザインに。緑の袖口の折り返しには、チームのスローガンである「Nascido Para Jogar Futebol」(フットボールをするために生まれた)が特徴的なスタイルで記されている。アウェーユニフォームはロイヤルブルーを基調とし、アクセントに黄色を使用。パンツには初めて両側面に太い黄色のストライプを取り入れた。

胸には、1889年にブラジル共和国設立が宣言された時、リオデジャネイロの空に見えたと言われる、ブラジル国旗にも記されている南十字星をモチーフにしたブラジルサッカー連盟のエンブレムが燦然と輝く。シャツの濃い緑のナンバーは、不要になったタオルを再生利用した綿素材で作られ、デザインはブラジルの紙幣に使われている数字からインスパイアされたものだ。

また、新しいユニフォームは100%再生ポリエステル素材で作られており、4年前のバージョンよりも23%の軽量化に成功。NIKE DRI-FIT(ナイキドライフィット)テクノロジーも搭載されており、シャツ表面にレーザーで切り込みを入れて作った通気孔は、選手がゲームに集中できるように、特に重要な部位を涼しく保つ工夫が施されている。

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今回は負傷のためメンバーから外れたが、ネイマールとともに新時代のエースを担うパトは、最新テクノロジーが詰まった史上最軽量のユニフォームに込められた母国への思いをこう表現する。

「ブラジル代表ユニフォームを着る時はいつも大きな誇りを感じる。2000万を超える人々が私の名前を叫んでいる。その思いはとても強く、特別なものなんだ」

2014年に母国で開催される世界一の国を決める闘いを目指し、ブラジルは新しい戦闘服とともに、新たなるステージへと加速していく。

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