チームをリーグ戦6試合ぶりの勝利へと導く決勝点は、宮市亮の「個の力」から生まれた。

この日、右サイドでの出場となった宮市は、相手の執拗なマークに合いながらも持ち前のスピードを生かし、限られたチャンスを得点へと結びつける。まずは37分、相手の意表を突く素早いリスタートで先制点の起点になると、試合終了間際には前線で見事にボールを収め、右足アウトサイドで絶妙なラストパスを供給。チームに歓喜へと導く、決勝点を演出した。

フットボールの母国で日々成長を続ける若武者は、相手チームからの厳しいマークに遭いながらも、それを上回る「個の力」で、チームを力強く牽引する。

目に見える結果を残し、チームに不可欠な存在であることを証明した宮市亮。

新たなステージへ向かい、若き才能が加速し続ける。