オランダを代表するゴールハンターが、その決定力を見せつけた。

ヨーロッパの強豪クラブが集うカップ戦にスタメン出場したクラース・ヤン・フンテラールは、先制点を奪われピンチに陥っていたチームを救う。

29分、打点の高いヘディングシュートで同点ゴールを奪うと、57分にはPKで2点目を奪取。さらに81分、カウンターからペナルティーエリア内でパスを受けると、キックフェイントで相手DFをかわし、左足で勝利を決定づける一撃を叩き込んだ。

頭、右足、左足と様々なバリエーションでゴールを奪い、ストライカーとしての役目を全うしたフンテラール。ハットトリックで劣勢に立たされていたチームをベスト8へと導き、自身も単独得点王の位置に登り詰めた。

チームが追い込まれたときこそ真価を発揮し、ゴールネットを揺らすのが、ストライカーの仕事だ。

チームのためにゴールを狙い続けるフンテラールが、さらなる高みへと駆け上がる。