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2012.05.24

ジャパンファイナル進出第一号は京都・久御山の林祥太選手

THE CHANCEのスカウトが、高校サッカー界に旋風を巻き起こす強豪・京都府立久御山高等学校の練習を訪問した。

スカウトも認めた選手個々のレベルの高さ。その中で、日本で最初にジャパンファイナルへの切符をつかんだのはMFの林祥太選手だ。

見事にファイナルへの切符をつかんだ林選手の声に耳を傾けてみよう。

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■フットボールを始めたきっかけは? これまでのキャリアを教えてください。
林選手----兄がやっていたので、それを見ていて、気づいたらボールを蹴っていました。ボールを触り始めたのは幼稚園の年長の頃。本格的にサッカーを始めたのは小学1年のときです。小学生の頃は京都府の選抜で、中学からは奈良県の学校に行きました。中学時代はどこの選抜にも入っていなかったです。

■奈良の中学へは実家から通っていたのですか?
林選手----僕の家は奈良県に近い京都府なので、通学時間は15分程度でした。高校に進んで、全国大会が終わった後に年代別のメンバーに選ばれ、国体のメンバーにも入って、その後、関西選抜にも選ばれました。

■この高校を選んだ理由は?
林選手----兄の高校と久御山との試合を見に行ったときに、久御山のサッカーがすごく印象的で、「僕もこういうサッカーをやりたい」と強く思いました。

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■この大きなチャンスをどう勝ち取りたいですか?
林選手----自分はハングリー精神があまりないほうだと思います。でも、最近はプロになりたいと、強く思うようになりました。こういうチャンスを頂いたので、何が何でも勝ち残って、プロのクラブと契約したいと思います。

■セレクションでは、スカウトの目に留まるプレーや、気持ちのハングリーさを出すことが大切だと思いますが、自信はありますか?
林選手----プレー面には自信がありますけど、気持ちの面が弱くて、球際の強さもまだまだだと感じています。でも、そこをしっかりやらないといけないと思っていますし、恥ずかしさや照れというものを捨てて、自分の将来のために、ガツガツやらなければならない。改めてそう感じましたし、ハングリーさを出すことの重要性に気づきました。

■日本人選手が世界とたたかう上で武器となることは何だと思いますか?
林選手----足元の技術は世界に通用するところがあると思います。

■自分をアピールする上で、これだけは負けないと自信を持っている武器は何ですか?
林選手----パスと視野の広さです。パスの正確さには自信があります。

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■ファイナルセレクションでは、当日初めて会う選手とチームを組むことにもなります。その中で、周囲とのコミュニケーション、自分を主張することも大切になってきます。
林選手----相手に動いてほしいとき、それをはっきり伝えなければ相手も分からないですし、そこで主張しないと自分の武器も出せなくなるので、自分の意志をしっかり伝えていきたいと思います。言葉にしないと何も始まらないと思うので、絶対にやります。

■セレクションを勝ち上がり、チャンスをつかむためにはどんな気持ちで挑むことが必要になると思いますか?
林選手----ハングリーさが重要ですし、セレクションを勝ち抜くために、自分のすべきこと、自分がしたいことを周りに伝えて、その上で自分の特徴を出したいと思います。

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■フットボールを通じてあなたが実現したい夢を教えてください。また、その夢を絶対に実現させるためにどんなハングリーさでフットボールに向き合っていますか?
林選手----まずはプロの選手になること。いずれはバルセロナに入団して、欧州のチャンピオンになりたいです。そして、日本を代表するプレーヤーになって、世界一を決める舞台に立ちたいと思います。その夢をかなえるためにも、日頃からサッカーと真剣に向き合い、球際の強さとか、試合中に声を出すとか、"いつもの自分"をどこにいても出せるようにしていきたいと強く思います。

■自分の高校を代表してセレクションに臨むことにもなりますが、仲間を代表してたたかうことで思うところはありますか?
林選手----みんなは、ふざけたり冷やかしたりしながらも、応援してくれていると思います。久御山の中で自分が飛び抜けてうまいとは思っていませんが、みんなの代表として日本の選考を勝ち抜きたいですし、もちろん、自分のためにも頑張りたいです。

■最後にジャパンファイナルに向けての意気込みをお願いします。
林選手----サッカーに対する取り組み方も改善して、せっかく頂いたチャンス、手に入れたチャンスを生かせるように、絶対に自分の夢をかなえるために頑張りたいです。

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