世界規模のスカウトプロジェクト「THE CHANCE」。セミファイナル九州ラウンドが7月7日に行われ、鹿児島県の鹿児島実業高等学校のFW内村一哉選手、MF木村健太選手、熊本県の鎮西高等学校のMF松村哲太選手の3人が、ジャパンファイナルへの切符をつかみとった。

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セレクションには34名が参加。垂直跳びや20メートルダッシュなどのフィジカルテストの他、5対5やポジション別のミニゲームを経て、1次選考通過者による30分2本のゲームを実施した。

初めて会う選手とチームを組み、ジブンの武器をいかにアピールし、チームを勝利へ導くか。緊張感と熱気に包まれる中、選手たちは世界への挑戦権という夢を胸に、ジブンのハングリーさをピッチ上にぶつけた。

特別スカウトを担当した元日本代表DFの名良橋晃氏は、合格者の選考ポイントについて、次のように語った。

「自分を出すということが一番大事。プレーもそうですし、コーチングなど、常に自分を出す、自分をアピールする姿がコーチ陣を引きつけるというところもあります。それから、ポテンシャルという部分もあると思うし、そういったバランスを重視し、3人を選びました」

惜しくも選考から漏れてしまった31名には、壁を乗り越える重要性を説いている。

「僕自身、何度も壁にぶつかりました。そこで負けてしまうと、それだけになってしまうし、自分に何が足りなかったのか、どういう練習をすれば壁を乗り越えられるのか、それを自分で考えることが大事だと思います。合格した3人がここで満足してしまうと、選ばれなかった選手が学ぶことで抜かされてしまうことだってありますし、そこで満足せずにもっともっと上を目指していってほしいと思います。人生はこれから。ここで終わらずに、ここから一日一日努力をすることでポテンシャルを高めることができるし、負けずに積極的にトライし続けてほしいです」

選ばれた3名は21日、22日に2日間に渡って行われるジャパンファイナルへ進む。

九州の皆さん、彼らの挑戦を応援しましょう！Twitterアカウントをお持ちの方は、#TheChanceJP をつけて彼らに応援メッセージを送ってください！

※セミファイナル関西ラウンドは14日、関東ラウンドは16日に実施。

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