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2012.07.30

【THE CHANCE】鹿児島実業高等学校のMF山之内優貴選手がジャパンファイナルを勝ち抜く

世界規模のスカウトプロジェクト「THE CHANCE」。

全国各地から選りすぐりの精鋭47人の選手たちが参加したジャパンファイナルで、2日間の厳しい競争を勝ち抜いた滝川第二高等学校のFW木下稜介選手、桐蔭学園高等学校のDF冨澤右京選手、鹿児島実業高等学校のMF山之内優貴選手の3名が、グローバルファイナルへの切符を手に入れた。

彼らは8月19日〜26日まで、スペイン・バルセロナで世界の猛者との闘いに挑み、そこで16名の枠に残れば、マンチェスター・ユナイテッドらビッグクラブを巡るスカウティングツアーに参加することができる。

ファイナルマッチで2ゴールをマークするなど、4得点に絡んで見事にグローバルファイナルへの切符をつかんだ山之内選手の声に耳を傾けてみよう。

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■山之内優貴選手

──グローバルファイナルに行くことが決まってどんな気持ちですか?
率直に嬉しいです。今日(2日目)は1日目に比べて自分のプレーを出せました。1日目はボールを受ける回数が少なかったので、とにかくボールに触ることを意識していました。

──自分のどの部分が評価されたと思いますか?
結果を出したことです。自信は半々でした。最後は足がつって動けなかったので、マイナスポイントになるんじゃないかと思っていました。

──人に負けない自分の武器とは?
どんどんボールを受けて、決定的な仕事をしたり、リズムを作ったりすることです。とにかくパス、パスですね。その部分は世界の同世代を相手にしても自信があります。

──自分に足りない部分、これから伸ばしていかなければいけない部分は?
フィジカルとスピードは、外国人に比べたら劣っているので、これからしっかり練習していきたいと思います。

──日本人選手が世界とたたかう上で武器となることは何だと思いますか?
韓国やイングランドのチームと対戦した経験がありますが、どんどんはたいて、受けるというのをやれば十分通用すると思います。

──フットボールを通じてあなたが実現したい夢を教えてください。
プロになることが目標じゃなくて、プロになって活躍することが目標です。

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最終的には日本を代表する選手になりたいです。

──将来どのようなプレーヤーになりたいですか?
また、尊敬する、目標とする選手は誰ですか?
憧れているのはバルセロナのアンドレス・イニエスタです。決定的な仕事ができるのと、90分間、常にボールを触って常に動いているところがすごいと思います。

──グローバルファイナルに向けて意気込みをお願いします。
今回選ばれなかった人もいるので、その人たちの分も、そして自分のためにも、まず16人に選ばれるようにがんばりたいです。あんまりプレッシャーは感じていないですが、やれるだけのことをやって、悔いのないようにしたいです。

全国の皆さん、世界を目指す山之内選手の挑戦を応援してください。また、THE CHANCEに挑戦したすべての選手に拍手を送りましょう!Twitterアカウントをお持ちの方は、#TheChanceJP をつけて彼らに応援メッセージを送りましょう!

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