chance_640.jpg

2012.08.22

【THE CHANCE】グローバルファイナル2日目、世界と自分の距離を確かめた3選手

世界各国から55カ国総勢100名がバルセロナに集い、プロになるチャンスを目指すスカウトプロジェクト「THE CHANCE」。
 
世界中のライバルたちと日本を代表して戦うのは、鹿児島実業高等学校のMF山之内優貴選手、桐蔭学園高等学校のDF冨澤右京選手、そして滝川第二高等学校のFW木下稜介選手の3名。

pc_sub01.jpg

THE CHANCE 2日目となるDAY2は、前日に引き続きFCバルセロナが保有する専用トレーニンググラウンドで実施された。簡単なウォームアップからパス回し、シュート練習、そして8対8のミニゲームが行われ、選手たちはコーチやスカウト陣の目に留まるべく、自分の持つ能力を積極的にアピールした。
 
午後には、数多のカンテラの選手を育み、そこから名選手を輩出してきたバルセロナの寮「ラ・マシア」で開催されたバーベキューで選手間の交流を楽しんだ。
 
また、バルセロナの本拠地「カンプ・ノウ」のスタジアムツアーも開催。3選手は口々に「入れるなんて想像もしていなかった」「本当にいい経験だ」と語り、世界最強クラブの伝統と偉大さを感じとるとともに、いつか自身がカンプ・ノウでプレーする夢を膨らませた。

pc_sub02.jpg

THE CHANCE 2日目を終えて、それぞれの手応えや意気込みは以下のとおりだ。
 
山之内優貴選手
「やっとアピールする場ができたのですが、まだアピールが足りないと思います。次は、100人から52人に減る前の最後のセレクションなので、自分の力をしっかり出してがんばりたいと思います。ボールに絡む回数や、ボールを呼び込む動き、声出しも少ないので、そこを改善していきたいです。海外の選手は自分の持ち味をものすごく出そうとするので、自分も負けないようにがんばりたいです。まずは52人に残れるように、自分の力を精一杯出していきたいと思います」

木下稜介選手
「ゲームをやってみて、他の選手のレベルは思ったより高くないなと感じました。自分の特徴をあまり出せなかったので、次は絶対自分の特徴を出したいと思います。守備はやったつもりです。自分でミスをしたところもあったので改善して、勝負するところは勝負したいです。まずは52人に残りたい。そのためにも、最後のゲームで点を取りたいです」

冨澤右京選手
「なかなかボールを出してもらうことがなかったのですが、その中で自分の特徴を出せるように意識してやりました。(他の選手は)自分たちとあまり変わらないので、通用するというのは感じました。自分のスピードやオフ・ザ・ボールの動きは通用したので、そこは自信にして、もっと自分のプレーを出せるようにがんばりたいです。守備で甘い部分があったのは反省点です。外国人の攻撃陣については、日本国内でやっている方がディフェンスとしてはやりにくいし、ボールは取りやすかったです。今日やってみて結構自信がついたので、明後日52人に残れるようにがんばりたいです」

pc_sub03.jpg

【関連するキーワード】
THE CHANCE 2012, THE CHANCE GLOBAL, バルセロナ,

mixiチェック