12月22日(日)、埼玉県さいたま市のレッズランドでフィールドプログラムが開催された。行われたのは、前週に関西でも実施されたNIKE CHANCEジャパンセレクションのメニューを事前に体験するスペシャルトレーニング。NIKE CHANCEを目指す、意欲あるメンバーが関東地方のみならず東海地方からも参加した。

NIKE CHANCEは、世界中に埋もれた才能を発掘するためのプログラム。日本で行われるジャパンセレクションのほか、世界各国から選出された代表選手によるグローバルセレクションが、2014年3月にイギリスで開催される。そこで最終的に選ばれた選手は、同国に拠点を置くNIKE ACADEMYに加入し、3ヶ月のトレーニング期間を通してプロチームとの選手契約を目指すことになる。

1月25日(土)にJ-Green堺で、2月1日(土)に横浜みなとみらいスポーツパークで行われるNIKE CHANCEジャパンセレクション。スペシャルトレーニングでは1次審査で行われるメニューが特別に公開された。貸し出されたNIKE FOOTBALLの最新スパイクを履き、自分の番号となるビブスを身につけたメンバーたち。引き締まった表情でグラウンドへ向かった。

「ゆっくりとしたスピードでのボールコントロール技術を見たいのではない。トップスピードの中でいかにボールコントロールできるか、チャレンジしないよりチャレンジしてミスをしたほうが評価は高い。」NIKE FCのリー・マンソンヘッドコーチはポイントをアドバイス。1つ1つのメニューに対して、事細かにスカウトの眼がどこを見ているかをメンバーに伝えていった。「日頃からミスを恐れずにチャレンジすることが大切だと実感した。」参加したメンバーたちは、普段からチャレンジし続けることが本番でのアピールに必要不可欠だということを、全身で感じとったようだ。

全てのメニューが終了したあと、マンソンヘッドコーチはメンバーたちを集めた。「この中に積極的に自分をアピールし、高い技術を示し続け、コーチ陣を驚かせた選手がいる。」名前を呼ばれたのは、高原正旭(静岡学園高等学校)。NIKE CHANCEジャパンセレクションの2次審査からの参加権が与えられ、1次審査は免除されることになった。ほかにも実力を認められた5名のメンバーが2次審査からの参加権を獲得。前週に関西で行われたスペシャルトレーニングと同じく、関東からも6名のメンバーがジャパンセレクションの2次審査に進むことになった。

これでジャパンセレクションのメニューを事前に体験できる機会は終了した。あとはそこで学んだことを、日々練習を重ね磨き上げるだけだ。次はいよいよジャパンセレクション。1次審査には1995年3月11日から1997年3月10日生まれのメンバーなら誰でも参加できる。NIKE CHANCEの詳細は、こちらをチェック！

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