2014.03.04
[NIKE FC] NIKE CHANCEジャパンセレクション関東ラウンドレポート
グローバルセレクションに参加する日本代表の枠はあと一つ。最後の選手を決めるジャパンセレクション関東ラウンドが2月1日(土)に開催された。会場となった横浜みなとみらいスポーツパークには、関東地域のみならず、関西地域からも多数の選手が参加。元日本代表の名良橋晃氏と中西永輔氏、鹿島アントラーズ強化部長谷川祥之氏、浦和レッズ強化部田村圭氏のほか、NIKE FCコーチ陣から櫛山匠コーチの計5名により選考が行われた。
1次審査から最終3次審査まで、前週に実施された関西ラウンドと同様のメニュー。昨年12月にNIKE FCのフィールドプログラムで行われた事前トレーニングに参加した選手たちのほか、関西ラウンドの情報をいち早くキャッチした選手たちが多くいたためか、メニューに戸惑う選手はほぼ見られない。59名の選手がプレーした1次審査は、開始と同時に白熱したアピール合戦となった。
1次審査から2次審査に進んだのは29名。事前にNIKE FOOTBALL専属スカウト陣により1次審査を免除になっていた選手15名が合流し、44名で2次審査が行われた。集合時間の1時間前からアップを始めるなど、高い意識を持つ2次審査からの選手。白熱した1次審査の熱をそのままに挑んだ1次審査合格選手。ゲーム形式のメニューに進むにつれ球際の激しさが増し、数多くの好プレーが見受けられた。審査では、まだ観てみたいと思わせる選手が数多く挙がる。3次審査に選ばれた人数は関西ラウンドよりも4名多い28名となった。
数多くの若き才能がスカウト陣を悩ませた関東ラウンド。3次審査の11対11を終え、最後の1人に選ばれたのは楠本卓海(大成高校3年DF)だった。楠本は前回のNIKE CHANCEにも参加し、ジャパンファイナルで落選するという経験をしている。その後、高校最終学年となった今年度からNIKE FCのフィールドプログラムにも参加。インテルナツィオナーレ所属の長友佑都選手が訪れた際には好評価を受けるなど、徐々に頭角を現していった。昨年7月の関東NIKE FC選抜チームではアーセナルFCのヴェンゲル監督から直接指導を受ける貴重な経験もした。所属する高校のトレーニングだけでなく、NIKE FCでの様々な経験によりレベルアップして掴んだ日本代表の座だ。
ジャパンセレクションで日本代表の座を勝ち取った瀧本高志と楠本卓海。目前に迫った3月7日(金)から9日(日)までイギリスのセントジョージズパークで行われるグローバルセレクションに参加する。どんなことにも成長するためのヒントがある。キミも目標を達成するために、できるだけたくさんの機会に参加しよう!
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