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2010.10.20

「THE CHANCE」日本の最終選考が終了

10月17日、世界中から若き才能を発掘するプロジェクト「THE CHANCE」の日本最終選考「THE CHANCE FOOTIES! SELECTION」が茨城県の鹿島ハイツスポーツプラザで開催された。

イングランドで行われる最終セレクションへと進めるのは、わずか4名。さらに、この最終セレクションを突破すれば、イングランドのプレミアリーグがサポートするナイキアカデミーに参加することができる。まずは4枠という狭き門の突破を目指し、計44名のフットボールプレーヤが集結した。

ウォーミングアップやストレッチを入念に繰り返し、これから始まるセレクションへの準備を整える選手たち。審査委員長を務める風間八宏氏を前に、その表情は緊張と期待感に満ちたものだった。

まず最初のテストは20メートル走、垂直跳びのフィジカルテスト。続いて、「SPEED TEST」、「CONTROL TEST」、「ACCURACY TEST」の3種類のブースに別れ、「NIKEFOOTBALL+」スキルテストが行われた。

「SPEED TEST」では、決められたコースをドリブルで進み、ゴールにシュートするまでの時間を計測。もちろん、トップスピードの中でも確かなボールタッチが要求された。

「ACCURACY TEST」は3カ所に置かれたボールを扱い、それぞれ規定のコースを通りながらシュートを放つまでのタイムを計測。両足での精確なキックがポイントとなった。

「CONTROL TEST」では、ドリブルゾーン、コントロールゾーン、ターゲットゾーンの3つのゾーンで、それぞれドリブル、リフティング、パスのパフォーマンスがタイムトライアル形式で評価された。

「NIKEFOOTBALL+」スキルテストが終了すると、次はハーフコートでの8人制ゲームテスト。ポジションにかかわらず、ラムダムに振り分けられた選手たちは、チームメートと相談をしながら、試合ごとにポジションを入れ替えていた。

そして、最後のテストであるフルコートの11人制ゲームテスト。1試合20分のゲームが3試合行われたが、選手たちは限られた時間の中でそれぞれの"武器"を披露し合った。

11人制ゲームから20分強の審査時間を経て、ついに合格者が発表。最終セレクション行きの切符をつかんだ酒井宣福選手、平野伊吹選手、木下ロベルト選手、宮崎弘輝選手の名前が高らかに読み上げられた。

選ばれた4名。2011年1月、イングランドで次の闘いが始まる。

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