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2011.01.24

「THE CHANCE」最終セレクション-日本代表4選手の2日目を終えた言葉

トライアル2日目、フィジカル能力を試すSPARQテストと8対8形式でのゲームテストを終え、日本代表の4名はどんな感想を抱いたのか。世界を感じた彼らの率直な声に耳を傾けてみよう。

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■平野伊吹選手/尚志高校3年
「自分のプレーが通用するとは感じました。日本との違いを感じたのは距離感ですね。相手の歩幅が大きくて抜きづらいですし、体が大きいから足を出しづらい。抜かれるというよりも、ボールを持たれる感じです」

「ゲームテストで点を取れなかったので、その部分はアピールできなかったかなと思います。満足感はないですね。ボールにもっと絡みたかったです。突破のスピードやドリブルでは通じるところもありましたが、こういうセレクションの場で目立つための力、ボールを受けたり、積極的にプレーする力がまだまだ不足していると感じました。そういう点に実感として気づけたことは収穫だと思います」

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■宮崎弘輝選手/法政大学第二高校3年
「ゲームテストでゴールを奪えた点は良かったと思いますが、もっともっと積極的に行けば良かったとも感じています。思った以上に通じるなという実感は得られたので、そこは収穫として大切にしたいです」

「海外は日本と違って、間合いの部分、いつも大丈夫だったところでボールを取られたり、距離の取り方の違いを感じました。判断のスピードをもっと上げていかなければいけないし、自分で打てるところや、ドリブルで仕掛けられるところで、もっと勝負する必要があると思いました」

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■木下ロベルト選手/益子芳星高校3年
「気持ちだけは強く持ってプレーできたと思います。ボールが回ってこない時間が多くて、攻撃参加もあまりできませんでしたが、ポジショニングやオフ・ザ・ボールの動きは良いものを出せたと思います」

「ベルギーの選手がうまいなと感じました。他の国の選手のプレー、動きを見ることも自分にとってプラスになると思います」

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■熊田陽樹選手/流通経済大学付属柏高校3年
「ゲームテストの1本目と2本目は、あまり目立てませんでした。SPARQテストで少し疲れてしまったことは今後の課題だと思います。SPARQテストで最高得点を記録したことは嬉しかったですが、ボールを持ったプレーでもっとアピールしたかったです」

「自分の特徴を出さなければいけないので、スピードで勝負したり、相手に体をぶつけて、自分の武器をもっと出していきたいと思います」

「自分の大きな課題は集中力。そこを意識して丁寧にプレーすることも大切だと感じました」

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4人それぞれが課題に気づかされたトライアル2日目。弱気にも聞こえる言葉も飛び出したが、自分の"弱点"を見つめることは、さらなる成長への確かな一歩となるはずだ。

THE CHANCE
」最終セレクションの舞台イングランドで、彼らは自分を高めるためのチャンスと向き合っている。

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