2011.05.16
自分を信じる李忠成が広島を勝利に導く
シーズン開幕前、李忠成はこう語っていた。
「フットボールの醍醐味はゴールの瞬間にあると思う。その醍醐味を与えられる存在に毎試合なりたい」
5月14日、李は自らのプレーで"三度の醍醐味"を作り出す。
まずは17分、左足の豪快なボレーで先制点をマークすると、圧巻は33分のプレーだった。右サイドでボールを受けた李は、スピードに乗ったドリブルで相手3人を一気に抜き去り、2点目をゲット。後半にはチームの3点目をアシストし、サンフレッチェ広島を無敗の2位へと導く活躍をみせた。
「ヒーローになりたいと、いつも思っている」
自分を信じ続けること。その力がフットボールの醍醐味を生み出し、チームを勝利へと導く。