2011.11.29
ダービーという究極の重圧に打ち勝ったC・ロナウド
11月26日、クラブの威信を懸けたダービーマッチでチームをけん引したのは、またしても"最速の男"だった。
1点のビハインドで迎えた24分、クリスティアーノ・ロナウドが進撃を開始する。自らのパスを起点として得たPKのチャンスで右足を振りぬき同点弾を決めると、49分には爆発的なスピードで相手DFのマークをかわし、ゴール前へクロスボールを供給。勝ち越し点をアシストした。
勢いに乗ったチームはゴンサロ・イグアインの試合を決める一撃で駄目押し。そして83分、C・ロナウドは鮮やかなヒールキックでスルーパスを通し、再びチームのPK獲得を演出すると、自らのシュートでゴールネットを揺さぶった。チームをダービーでの勝利に、そして公式戦13連勝という快進撃に導く活躍を成し遂げたのだ。
負けることの許されないダービーという一戦。究極のプレッシャーの中での闘い。だが、重圧を歓喜への原動力とするのがC・ロナウドという男だ。
厳しい鍛錬で得た "最速"という武器と、誰にも負けない自信を胸に。C・ロナウドの快走は続く。
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