THE CHANCEのスカウトが、私立矢板中央高等学校サッカー部の練習を訪問。
牧原一紀選手がジャパンファイナルへの切符を手に入れた。

牧原選手は第90回の冬の全国でチームのベスト8進出にレギュラーとして貢献。
高橋健二監督が「個人技術が非常に高い選手。瞬時の状況判断に加え、突破力、ゴールへ向かう迫力もありますし、とても将来性のある選手だと思います」と表現する牧原選手。

見事にジャパンファイナルへの切符をつかんだ牧原選手の声に耳を傾けてみよう。

■フットボールを始めたきっかけは？ これまでのキャリアを教えてください。
牧原選手----子供の頃、親と一緒に車で移動しているときにサッカーをやっているところに通りかかって、それがとても楽しそうに見えて、自分から「これやりたい」っていう感じで始めました。
小学校1年生のときだと思います。

牧原選手----小学生の頃はクラブチームに入っていたんですけど、最初はそこまで真剣なものではなくて、遊びみたいな感じでした。
高学年になるに連れてだんだん真剣になっていって、中学生のときは栃木県のクラブチームに所属していました。

■この高校を選んだ理由は？
牧原選手----全国大会に出場していたのを見て、強いところでやりたい気持ちが強かったので、ここを選びました。

■この大きなチャンスをどう勝ち取りたいですか？
牧原選手----自分の持っている力を精一杯出せば、必ず合格すると思います。
セレクションでは初めて会う選手ばかりになるので、うまくコミュニケーションを取らないとボールも来ないと思いますし、しっかりコミュニケーションを取って、自分のいつものプレーを出したいと思います。

■日本人選手が世界とたたかう上で武器となることは何だと思いますか？
牧原選手----細かなところでの技術とかテクニックは通用すると思います。
身体能力で勝てなくても、テクニックで勝機を見いだせると考えています。

■自分をアピールする上で、これだけは負けないという武器は何ですか？
牧原選手----状況判断です。パスを出すべきか、ドリブルで仕掛けるべきか、そういったプレーの状況判断には自信があります。
自分はボランチですし、状況判断力が武器だと思います。

■ジャパンファイナルを勝ち上がり、チャンスをつかむためにはどんな気持ちで挑むことが必要になると思いますか？
牧原選手----中途半端な気持ちでは、絶対に受からないと思うので、真剣に、誰にも負けないっていう気持ちで頑張らなければいけないと思います。

■フットボールを通じてあなたが実現したい夢を教えてください。
また、その夢を絶対に実現させるためにどんなハングリーさでフットボールに向き合っていますか？
牧原選手----このまま頑張って、プロの世界でサッカーをすることです。
海外、ヨーロッパでプレーしたいです。その目標をかなえるために、「やるときはしっかりやって、抜くところは抜く」という感じでメリハリをつけています。

■将来どのようなプレーヤーになりたいですか？ また、尊敬する、目標とする選手は誰ですか？
牧原選手----（アンドレス）イニエスタです。

■最後にジャパンファイナルに向けての意気込みをお願いします。
牧原選手----日本中からうまい選手が集まるわけですし、そこでいかに自分のプレーを出せるかが勝負だと思います。
周りに負けないように、頑張ってやり遂げたいと思います。
このチャンスを絶対につかみ取ります。

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